めまいにはさまざまなタイプがあり、代表的なものとして目の前がグルグル回るように感じる回転性めまい、 足元がふらつく浮動性めまい、立ちくらみのような感覚、があります。
めまいは、内耳(三半規管や前庭)の異常によって起こることもあれば、脳や血管の病気によって引き起こされることもあります。脳が原因で起こるめまいは「中枢性めまい」と呼ばれ、小脳や脳幹の異常によって発症します。めまいに加えて、頭痛、吐き気・嘔吐、ろれつが回らない、飲み込みにくい、片側の手足のしびれ・麻痺などの症状がみられる場合は注意が必要です。中枢性めまいの原因としては、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血) 、脳腫瘍、脳炎、パーキンソン病、多発性硬化症、脊髄小脳変性症、頭部外傷(脳挫傷)などが考えられます。 これらは重篤な状態につながる可能性もあるため、早期の診断と対応が重要です。
脳が原因のめまいでは、ふわふわとした浮動性めまいが多いとされていますが、回転性めまいであっても脳の病気が原因となる場合があります。そのため、めまいの種類だけで自己判断せず、少しでも異常を感じた場合は医療機関の受診をおすすめします。